皆さん、食べ物を毎日食べてますよね! なぜ?
答えはもちろん「生きるため」
そう、食べなければ命を維持出来ないから
だから食は「信仰」なんです
美味しいからとか、好きだからとか、食べたいからとかですることじゃないんです
話が逸れちゃったけど、食べ物の栄養を吸収するのは小腸ですよね
そこまでの過程って知ってますか?
まず口の中で歯を使い粉砕、要するに咀嚼(そしゃく)しますよね
実はこれがとても大事!
しっかりと咀嚼することで唾液の中のアミラーゼという消化酵素で炭水化物を
麦芽糖にまで分解します そしてIgA(免疫グロブリンA)という免疫物質と混ぜて
胃でタンパク質を分解し、十二指腸で肝臓や膵臓の消化液(胆汁やインスリン)を
使って脂肪や直接糖を分解し、小腸でマルターゼという酵素で麦芽糖をブドウ糖にま
で分解してやっとその分解消化した栄養素を吸収するんです
先ほどのIgAと混ぜ、結合したものは『身体に必要ですよ!吸収して!』とラベルの
ようなものが付くわけです これを『腸管免疫』と言います 要するにちゃんと咀嚼
しないと(よく噛まないと)栄養が吸収されないんですね!
これは5つある免疫物質(IgA・IgD・IgE・IgG・IgM)の中でも一番基本的かつ原
始的な免疫でイソギンチャクやミミズなんかも持っています
なので咀嚼しない(よく噛まない)とどんどん退化します
よく思い返してみてください、口にするもの 柔らかいもの 噛まなくても食べれる
ものをたくさん摂っていませんか? よく噛まなければいけないものを丸のみにして
いませんか?
よく噛まないとこの腸管免疫が作用しないので、栄養が吸収されなくて、結果栄養不
足になるんです
そして身体は仕方なく小腸の栄養を吸収する穴を大きくし、その結果、毒素やアレル
ゲンなど吸収してしまう 要するにこれが「アレルギーの原因」なんです
そしてこの状態を「リーキーガット(腸管壁浸漏ちょうかんへきしんろう)」腸もれ
症候群と言われるんですね
だからリーキーガットは免疫異常ではなく噛まないためにIgAが作用しなくて起こる
んです
そして救世主となるのがこれから旬になる「茄子」そう夏野菜の代表格ですね!
茄子には腸管粘膜を修復したり小腸の新陳代謝を高め、排毒するちからがあるんで
す!
だから、アレルギーで悩んでる方は茄子を良く噛んで食べましょう!
もちろん、ほかの食材も良く噛んで食べることです
玄米100回 白米50回とよく言いますよね
どんな食べ物も1口入れたら『50回』
さあ、あなたも今日から咀嚼修行の始まりです 笑